「去年マリエンバートで」「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」などで知られる女優デルフィーヌ・セイリグが1976年に発表した唯一の長編監督作で、ハリウッドとパリで活躍する23人の女優にインタビューしたドキュメンタリー。
セイリグが自らインタビュアーを務め、「もしあなたが男性だったとしても、この職業を選びましたか?」「他の女優と友好的な場面を演じたことがありますか?」という2つの質問を投げかける。「ジュリア」のジェーン・フォンダ、「アパートの鍵貸します」のシャーリー・マクレーン、「セリーヌとジュリーは舟でゆく」のジュリエット・ベルト、「中国女」のアンヌ・ビアゼムスキー、「ラストタンゴ・イン・パリ」のマリア・シュナイダーら、著名な映画女優からテレビドラマを中心に出演する女優、まだ無名の女優などさまざまな女性たちが、当時の男性中心の映画業界では答えることがリスクにもなり得るジェンダーについての質問に、率直に親密に、時にユーモラスに語る姿を映し出す。
原題の「Sois belle et tais-toi!」(美しくありなさい、そして黙っていなさい)は、もともとはフランスの映画・演劇界などで女性に対して使われていた表現と言われ、現在では英語圏でもジェンダー差別を象徴する言葉として使われる決まり文句。日本では2026年7月に制作50年を記念して劇場初公開。
1976年製作/115分/G/フランス
原題または英題:Sois belle et tais-toi
配給:ムヴィオラ

「美しく、黙りなさい」の解説
「去年マリエンバードで」「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」の伝説的女優デルフィーヌ・セリッグが遺した唯一の長編監督作を、制作50年を記念して日本劇場公開。ハリウッドとパリで活躍する23人の女優たちが、映画とジェンダーについて答える姿を捉えたドキュメンタリー。撮影は、1975年と1976年。当時、女優たちがその話題に触れることは、男性中心の映画業界でブラックリストに載りかねなかったが、勇気をもって語った歴史的重要作でもある。出演は「帰郷」のジェーン・フォンダ、「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、「セリーヌとジュリーは舟でゆく」のジュリエット・ベルト、「中国女」のアンヌ・ヴィアゼムスキー、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のマリア・シュナイダー、「アリスの恋」のエレン・バースティン、「カッコーの巣の上で」のルイーズ・フレッチャー、「血ぬられた墓標」のバーバラ・スティール、「結婚しない女」のジル・クレイバーグほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年7月24日公開予定
監督:デルフィーヌ・セリッグ
出演:ジェーン・フォンダ シャーリー・マクレーン ジュリエット・ベルト アンヌ・ヴィアゼムスキー マリア・シュナイダー エレン・バースティン ルイーズ・フレッチャー バーバラ・スティール ジル・クレイバーグ
