2026年4月に導入される離婚後共同親権制度の問題点を、ドラマとドキュメンタリーを交えて描いた作品。離婚後共同親権施行後の未来を描くドラマと、実際に離婚後に起きている事件やDV被害当事者の声、弁護士への取材などを通し、離婚後共同親権の危険性を浮かび上がらせていく。
ひとり息子を持つ主婦の長谷川香織は、夫・直樹からの精神的暴力に苦しんでいた。料理の味付けや外出時の服装など些細なことにまでダメ出しされ、謝っても理由の説明を求められ、問い詰められる。夫による支配に精神のバランスを崩した彼女は家を飛び出し、弁護士に救いを求める。離婚調停は双方の主張の食い違いで平行線をたどり、3年を経てようやく離婚が成立。しかし夫が主張した「共同親権」を受け入れてしまったため、離婚後も息子との面会や進学など事あるごとに夫による精神的支配が続き、香織は追い詰められていく。
主人公・香織役に、NHK連続テレビドラマ「虎に翼」にも出演した安川まり。これまで数多くのテレビ番組を手がけてきた冨田玲央監督が長編映画初メガホンをとった。
2025年製作/74分/日本
配給:ちょっと待って共同親権ネットワーク「五月の雨」製作委員会

「五月の雨」の解説
離婚後の共同親権の問題をドラマとドキュメンタリーを交えて描き出す、冨田怜央監督による劇場デビュー作。離婚後共同親権導入後の未来をドラマで再現、そして実際に離婚後に起きている凄惨な事件、DV被害当事者の声、弁護士への取材から離婚後共同親権の問題点を読み解いてゆく。DV被害当事者が台本の段階から密に関わり、物語の構成や細部に意見を寄せて製作された。主人公・長谷川香織を演じるのは、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、夫のDVを裁判に訴え権利を勝ち取る女性を演じた安川まり。共演は「霊的ボリシェヴィキ」の巴山祐樹、「とりつくしま」の楠田悠人。ナレーションをフリーアナウンサーの中澤有美子が務める。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年4月11日公開予定
監督:冨田玲央
出演:安川まり 巴山祐樹 楠田悠人 酒井禅功
