広島県出身の庭田杏珠監督が、高校時代から9年間続けてきた「記憶の解凍」の取り組みを、ドキュメンタリーとアニメーションで表現した作品。
原爆投下前後の日常をとらえたモノクロ写真を、戦争体験者との対話やAI技術などを組み合わせてカラー化することで“記憶の色”を再現する「記憶の解凍」。カラー化した写真をもとに行う対話により、凍りついていた悲しい記憶が、戦前の幸せな日常の記憶へと変化していく。広島平和記念公園がある地域にかつて存在した繁華街・中島本町の元住民たちなど、国内外の30人以上と対話した記録の中から、貴重な“語り”を伝えていく。アニメーションパートでは、失われた日常の色を取り戻すべくタイムマシーンで時空を超えて旅をする主人公アンジーの姿を描き出す。
アニメーションパートは庭田監督がイラストを描き、アニメーション映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督による監修のもと、映像作家・野村健太らが制作に参加。作曲家・ピアニストのはらかなこが音楽を手がけ、広島平和記念資料館や平和記念公園を巡り、被爆者と対話して、主題歌「平和色の写真」を作曲。庭田監督が歌詞を書き、被爆体験を伝承する活動に取り組むシンガーソングライターのHIPPYが歌唱を担当。
2025年製作/77分/日本

「記憶の解凍」の解説
広島に原爆が投下される前後の日常を写したモノクロ写真を戦争体験者との対話とAI(人工知能)技術を組み合わせてカラー化し、「記憶の色」を再現する取り組みを続ける広島出身の庭田杏珠監督。高校時代から8年間続ける「記憶の解凍」をドキュメンタリーとアニメーションの手法で表現して映画にした。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年7月4日公開予定
監督:庭田杏珠
出演(声):雪村マイ やまかわともみ 松蔵之助
