2010年に韓国で発生した口蹄疫による養豚の大量殺処分に着想を得たダークファンタジーアニメ。殺処分を生き延びた1匹の豚と人間社会に絶望した1人の男という2つの宿命が交錯する様子を、疫病の蔓延や環境破壊、いじめ、ルッキズム、世代間の分断といった社会問題を盛り込みながら、多様な表現方法で寓話的に描き出す。
現代の韓国。口蹄疫の発生により多くの養豚が殺処分されていくなか、驚異的な生存本能を持つ1匹の豚が、生き埋めにされた墓場からよみがえった。その豚は「生きるために、絶対的な力を持つ生物“人間”になりたい。そのためなら、どんな犠牲も厭わない」と願う。一方、幼少期から苛烈ないじめに遭ってきた人間の男チェ・ジョンソクは、「人間としての人生を捨て去り、いっそのこと“獣”になってしまいたい」と願う。交わるはずのなかった2つの宿命は螺旋のように絡み合い、彼らを想像を絶する姿へと導いていく。
監督は、本作が長編第2作となる韓国のホ・ボムウク。
2024年製作/104分/PG12/韓国
原題または英題:Pig That Survived Foot-and-Mouth Disease
配給:マーチ

「口蹄疫から生きのびた豚」の解説
2010年に韓国で発生した口蹄疫による養豚の大量殺処分から着想を得たダーク・ファンタジー・アニメ。殺処分を生きのびた一匹の豚と人間社会に絶望した一人の男。そんなふたつの宿命が交錯するさまを多様な表現方法で寓話的に描き、疫病の蔓延、環境破壊、いじめ、ルッキズム、世代間の分断といった社会問題に鋭く切り込んだ、韓国ソウル出身のホ・ボムウク監督による長編第2作。2025年3月開催「新潟国際アニメーション映画祭」コンペティション長編部門に出品された。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年5月29日公開予定
監督:ホ・ボムウク
出演(声):ナム・ドヒョン ミン・スンウ キム・ドヒ パン・シウ
