1990年代初頭のペルーを舞台に、疎遠だった父と思春期の娘たちが一緒に過ごす最後の夏を、切なくもユーモラスにつづったドラマ。
アルベルト・フジモリ政権下のペルーの首都リマ。国内情勢が不安定ななか、母エレナは娘のアウロラとルシアを連れ、安定した仕事のあるアメリカ・ミネソタへの移住を決意する。出発は3週間後の予定だったが、娘たちが出国するには父親である元夫カルロスの渡航同意書へのサインが必要だった。カルロスはタクシー運転手として働いているが、乗客には本業は役者だと語り、友人たちには輸入業をしていると出まかせばかり。久々に再会した娘たちにも、ジャングルでワニに噛まれたと話したり、実はスパイだとうそぶいたりする。父娘3人はアウロラの希望で夏の海辺へ出かけ、限られた時間を過ごす。数日後、母と言い争いになったアウロラはルシアと一緒に、夜間外出禁止令が発令されている市街地へ父を探しに向かう。
自身も10歳でペルーを離れ国外へ移住した経験を持つクラウディア・レイニケ監督が、自らのルーツと向き合いながら撮りあげた。2024年・第74回ベルリン国際映画祭にて、子どもや若者向けの作品を対象とするジェネレーションKPlus部門の最優秀作品賞を受賞。
2024年製作/104分/PG12/スイス・ スペイン・ ペルー合作
原題または英題:Reinas
配給:ブエナワイカ

「マイ・リトル・クイーンズ」の解説
1990年代初頭の南米ペルーの首都リマを舞台に、深刻な経済危機と情勢不安のなか、母と共に国を離れようとする思春期の娘たちと、離婚のために疎遠だった父との間で、距離が縮まっていく過程をユーモラスに描いた人間ドラマ。10歳でペルーから国外へ移住したクラウディア・レイニケ監督自身の経験が重ねられている。「ファルファン 路地裏からの栄光」など長年ペルー映画界で活躍してきたゴンサロ・モリナが父を演じる。2024年第74回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKPlus部門最優秀作品賞作品。2025年第97回アカデミー賞国際長編映画賞スイス代表作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年8月21日公開予定
監督:クラウディア・レイニケ
脚本:クラウディア・レイニケ ディエゴ・ベガ
出演:ヒメナ・リンド ルアナ・ベガ・ソウサ アブリル・ジュリノビッチ ゴンサロ・モリナ スシ・サンチェス
