養鶏場からの搬送中に逃走した1羽の雌鶏の視点を通して、人間たちの尽きない欲望や社会の理不尽さをユーモラスに描いた異色のヒューマンドラマ。
養鶏場で生まれ育った1羽の黒い雌鶏が、出荷用のトラックから脱走した。人生で初めて自由を手に入れた雌鶏は、刺激と危険に満ちた世界を走り抜け、ある事情を抱えた一家が暮らす家にたどり着く。庭に建つニワトリ小屋で新生活をスタートさせた雌鶏はやがて恋をし、初めて産んだ卵を温め育てようとするが、大切な卵は毎日人間に回収されてしまう。我が子がヒヨコになる日を雌鶏が夢見る一方で、飼い主一家はとある事件に巻き込まれる。その先には、両者にとって思いがけない運命が待ち受けていた。
映像にはCGIや特殊効果をほぼ使用せず、世界的に著名な動物トレーナーのアルパード・ハラシュによる指導のもと、8羽の雌鶏が役割を分担しながら主人公の雌鶏を実演した。監督・脚本は、「ハックル」「タクシデルミア ある剥製師の遺言」などで知られるハンガリーの鬼才パールフィ・ジョルジ。2025年・第50回トロント国際映画祭プラットフォーム部門にて審査員特別賞(特別表彰)を受賞。第38回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。
2025年製作/96分/G/ギリシャ・ドイツ・ハンガリー合作
原題または英題:Kota
配給:ハーク

「雌鶏」の解説
ハンガリーの鬼才パールフィ・ジョルジが、養鶏場から逃走した1羽の雌鶏の旅を通して、人間の尽きない欲望や社会の理不尽さをユーモラスに描いた寓話。主人公の雌鶏役は、CGIや特殊効果に頼らず、8羽の雌鶏を使い分け、動物トレーナー指導の下、実演による撮影を実施している。出演はギリシャ出身の俳優ヤニス・コキアスメノス。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年9月25日公開予定
監督:パールフィ・ジョルジ
脚本:パールフィ・ジョルジ ルットカイ・ジョーフィア
出演:ヤニス・コキアスメノス マリア・ディアコパナヨトゥ アルギリス・パンダザラス
