映画「妖怪、化物をひろう」作品情報

「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」の池田暁監督が、台湾の離島・金門島で撮影したヒューマンドラマ。1996年にロシアで起きた、老婦人が森で拾った異形の赤ん坊を育てたという出来事に着想を得て、人間ではない存在と老女の交流を民話のようなタッチで描く。

12年前の暴風雨で深い傷を負った小さな町。老女タエは焼き団子「ワンズ」を売りながら独り暮らしをしている。ある日、雑木林で見たこともない異形の赤ん坊を見つけたタエは、その子をハルと名付けて育て始める。だが、町の人々は赤ん坊を“妖怪”と呼んで気味悪がり、やがてタエは家を追われてしまう。ハルを抱えて町をさまようタエは、40年会っていなかった姉の家や、認知症を患う元夫・文雄の家を訪ね歩くうち、失っていた感情を少しずつ取り戻していく。

主人公のタエ役を余貴美子が演じ、生真面目な警官・小宮役のオダギリジョーはプロデューサーとしても参加。「1秒先の彼女」「オールド・フォックス 11歳の選択」のリウ・グァンティン、台湾のラッパー/シンガーのリオ・ワン、きたろう、片桐はいりが共演する。2026年・第39回東京国際映画祭「コンペティション」部門出品。

2026年製作/108分/G/日本・台湾合作
配給:ハーク

妖怪、化物をひろう

「妖怪、化物をひろう」の解説
オダギリジョーがプロデューサーとして参加し、余貴美子が主演を務めた日台合作のヒューマン・ドラマ。日台の実力派キャストを迎え、台湾・金門島でのオールロケを敢行。中国大陸を対岸に臨む金門島は独自の歴史と信仰が息づき、その風土が本作の世界の重要な基盤となっている。90年代にロシアで老夫婦がエイリアンのような赤ん坊を育てたという実際の出来事から着想を得て、かつて嵐で壊滅的なダメージを受けた小さな町を舞台に、孤独な老女タエが雑木林で見つけた異形の生き物の赤ん坊を“ハル”と名付けて育てようとする物語を綴る。監督は、長編デビュー作「青い猿」から「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」まで、ロッテルダム国際映画祭、バンクーバー国際映画祭、東京フィルメックスなど国内外の映画祭で受賞してきた池田暁。タエ役は、「おくりびと」「ディア・ドクター」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞した余貴美子。ほかに、「黒牢城」のオダギリジョー、「オールド・フォックス 11歳の選択」のリウ・グァンティン、「南京の基督」のトー・ツォンホワ、「サユリ」のきたろう、「かもめ食堂」の片桐はいりが出演。

公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年12月25日公開予定
監督:池田暁
脚本:池田暁
出演:余貴美子 ハル オダギリジョー リウ・グァンティン トー・ツォンホワ きたろう 片桐はいり Leo王

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