映画「ナウ・アンド・ゼン」作品情報

日本における外国人への差別と迫害を見つめ、平和と共生について考えるドキュメンタリー。現在の入管庁の難民認定制度・強制送還の問題と、百年前の関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺を通して、日本の植民地主義について問い直す。

2023年、日本の国会では、政府による難民認定をさらに厳格化しようという法改正が議論を呼んでいた。不認定となった者が収容される入管施設では死者も出ており、その環境は長年にわたり問題視されている。この現状を変えようと、多くの市民が声を上げはじめた。一方、1923年には関東大震災の混乱のなかで、警察や自警団が朝鮮人や中国人を虐殺する事件が起きたが、日本政府は現在もこの問題を公式に認めていない。

映画では、難民支援を続けるアクティビストや、仮放免中の当事者、朝鮮人虐殺の証言を継承する市民グループやドキュメンタリー監督、研究者など、さまざまな立場の人たちにカメラを向け、「過去の虐殺と現在の入管問題は、いまだ精算されていない“植民地主義”でつながっている」という事実を浮かび上がらせていく。監督は「百年と希望」「わたしの自由について」の西原孝至。

2026年製作/72分/日本
配給:ML9

ナウ・アンド・ゼン

「ナウ・アンド・ゼン」の解説
2023年の入管法改正と100年前の1923年の関東大震災で起きた虐殺事件に焦点を当て、解決に向けて奮闘する人々の活動を追ったドキュメンタリー。学内で難民支援団体を立ち上げた大学生や、朝鮮人虐殺のドキュメンタリーを制作した映画監督などの姿を通して、排外主義の歴史にメスを入れる。監督・撮影・編集は「百年と希望」の西原孝至。

公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年8月29日公開予定
監督:西原孝至

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