「キムチを売る女」「春の夢」「福岡」など中国・韓国・日本を横断しながら映画を撮り続けてきたチャン・リュル監督が、四川省の古都・羅目鎮(ルオム)を舞台に、消えた恋人の痕跡を追う女性の旅を描いたドラマ。
劇団でダンサーをしているバイのもとに、3年前に突然姿を消した恋人・王(ワン)から、「羅目の黄昏」とだけ書かれた1枚の絵葉書が届く。バイはその言葉に導かれ、古都・ルオムの宿にたどり着く。そこには、かつて北京の魯迅博物館でガイドをしていた女性亭主の劉(リウ)や、劉を20年間思い続けた黄(ファン)、そして行き交う旅人たちの姿があった。時代のスピードとは別の時間が流れるこの古都でバイが見つけたのは、ワンの姿ではなく、彼が残した時間の痕跡だった。古都をさまようバイの前に、ワンは幻のように現れては消える。ある日、バイはワンに似た人物が山中の寺院で目撃されたという情報を得る。
チャン・リュル監督が同年に手がけた映画「春樹」の姉妹編として制作された作品で、キャストもバイ・バイホー、ワン・チュアンジュンら「春樹」と同じメンバーがそろった。2025年・第30回釜山国際映画祭コンペティション部門にて最優秀作品賞を受賞。
2025年製作/99分/中国
原題または英題:罗目的黄昏 Gloaming in Luomu
配給:サニーフィルム

「ルオムの黄昏」の解説
第30回釜山国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞受賞作品。消えた恋人を探しにたどり着いた四川省の古都・羅目鎮(ルオム)を舞台に人間模様を描く。同監督の『春樹』(第38回東京国際映画祭 コンペティション」にてタイトル「春の木」として上映)と同時上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年7月3日公開予定
監督:チャン・リュル
出演:バイ・バイホー ワン・チュアンジュン リウ・ダン ファン・チェンシン
