フィンランドを代表するロックミュージシャンで、グラフィックデザイナーや作家としても活動するヘッラ・ウルッポが長編映画初監督を務めたシュールレアリズムSF。これまで数十本のミュージックビデオを手がけてきたウルッポ監督が、自身の体験をもとにした離婚と喪失、再生の物語を、スペイン・アンダルシアの山岳地帯で撮影した幻想的な風景とモノクロームの映像美、ブラックユーモアを交錯させながら独創的に描き出す。
男は誕生日祝いの席で、女から「新しい男ができた」と告げられる。そっと頬をなでて去っていく彼女には、すでに新しい恋人がいた。それ以来、男の耳の奥では鳴り止まない音が響きはじめる。壊れた均衡を取り戻すため旅に出た男は、荒野で出会った甲殻類アレルギーの殺し屋を相棒に、不可解な出来事の連鎖へと足を踏み入れていく。
フィンランドの映画館「キノ・ライカ」を映画監督アキ・カウリスマキと共同経営することでも知られる作家ミカ・ラッティが共同脚本と製作を務め、劇中にも出演している。
2025年製作/70分/フィンランド
原題または英題:Kronos Kairos
配給:アップリンク、KUJIRA ROUTE

「クロノス・カイロス」の解説
フィンランドを代表するミュージシャンであり、詩人、写真家、作家としても活動するマルチアーティスト、ヘッラ・ウルッポによる長編監督デビュー作。自身の体験から生まれた、離婚と喪失、孤独、そして再生の物語。恋人を失った男は、鳴りやまない耳鳴りに悩まされ、壊れた人生の均衡を取り戻すために旅に出る。道連れは、甲殻類アレルギーの殺し屋。モノクロームの荒野をさまようふたりは、やがて現実とも幻想ともつかない領域へと足を踏み入れてゆく……。主人公の男を演じるのは、本作が長編デビューとなるトニ“プロトニ”ヤルヴィネン。フィンランドでアキ・カウリスマキと共同で映画館「キノ・ライカ」を営む作家ミカ・ラッティが製作・共同脚本・出演を兼任。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年9月11日公開予定
監督:ヘッラ・ウルッポ
脚本:ミカ・ラッティ ヘッラ・ウルッポ
出演:トニ“プロトニ”ヤルヴィネン ミラ・ルオティ カリ・レイニ ミカ・ラッティ テロ・ホーグルンド
