3万人近くが犠牲になったとされる無差別虐殺が行われながらも長きにわたり隠ぺいされ続けてきた「済州島四・三事件」を題材に、理不尽な暴力に追い詰められながらも必死に生き抜こうとする母娘の逃避行を描いたドラマ。
1948年4月3日、外国勢力による干渉に反発した済州島の一部島民が武装蜂起したことに端を発した「済州島四・三事件」。同年10月より、政府は海岸線から5キロ以上離れた地域を「敵性区域」とみなし、「出入りする者は無条件に射殺する」という布告文を発令した。村人たちは難を逃れるため、済州島の中央にそびえる漢拏山(ハルラサン)を目指す。一時的に村を出ることになった女性アジンは、村に残してきた6歳の娘ヘセンのことが心配でたまらない。その頃、村では韓国軍が老人たちを容赦なく射殺していた。生き残ったヘセンは、母を捜すためたったひとりで山へ向かう。奇跡的に再会を果たした母娘は、生き延びるため命がけの逃避行に出る。
商業映画の脚本家としてキャリアを積んだハ・ミョンミが監督・脚本を手がけ、国家権力によって翻弄される名もなき人々の姿を鮮烈に映し出す。「神と共に」「無垢なる証人」のキム・ヒャンギがアジン役で主演を務めた。
2025年製作/119分/韓国
原題または英題:Hallan
配給:シネマスコーレ、MYSTERY PICTURES

「済州島四・三事件 ハラン」の解説
30,000人にも及ぶ無差別虐殺が繰り広げられながらも、長らく語られてこなかった「済州島四・三事件」を題材に、母と娘の命がけの逃避行を描いた韓国映画。権力によって翻弄される名もなき人々の姿を鮮烈に描く。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年4月3日公開予定
監督:ハ・ミョンミ
出演:キム・ヒャンギ キム・ミンチェ ソ・ヨンジュ キム・ウォンジュン
