映画「雨のエトランゼ」作品情報

2022年に他界した漫画家・脚本家・映画監督の石井隆が遺した脚本を、「悪い夏」「名無し」などの城定秀夫監督が映画化。石井隆が1970年代に発表した劇画を自ら脚本化した物語をもとに、1人の女と彼女に魅入られた2人の男の切愛を描く。

とある撮影スタジオを訪れたサブカル雑誌編集長の村木は、週刊誌のスキャンダル記事で話題となっている人気女優・仁科陽子について、彼女が以前ヌードモデルだったこと、そして村木が発掘したことを質問されるが、覚えていないと答える。しかし村木は、その女優が3年前にモデル募集の広告を見て編集部に面接に訪れた、当時大学生だった土屋名美であることを知っていた。当時、お金を稼ぐためにはヌードモデルも辞さないと話す名美を、村木は帰宅させようとしたが、編集部にいたフリーカメラマンの川島が、村木が席を外した隙に彼女に襲いかかったのだった。怒った村木は川島を排除し、名美と心を通わせるようになる。しかし名美は川島から村木に妻がいることを教えられ、村木の前から姿を消してしまう。

「Good Luck My Road」「野球どアホウ未亡人」の井筒しまが長編映画初主演を務め、石井隆が劇画と映画を通して描き続けた「名美」という存在を体当たりで演じた。石井隆の最後の監督作「GONIN サーガ」で主演を務めた東出昌大が村木役、「ビリーバーズ」など多くの城定監督作品に出演する毎熊克哉が川島役で共演。

2026年製作/90分/R15+/日本
配給:NAKACHIKA

雨のエトランゼ

「雨のエトランゼ(2026)」の解説
「死んでもいい」「ヌードの夜」「GONIN」から遺作となった「GONINサーガ」まで19本の監督作品を遺し、2022年にこの世を去った鬼才・石井隆による幻の脚本を「悪い夏」「名無し」の城定秀夫監督が映画化。劇画家として名を馳せていた70年代に発表した劇画を、石井自ら脚本化し、晩年、病床でも繰り返し手を入れていたというエロティック・ノワール。愛と孤独、エロスとタナトスが交錯するなか、名美と二人の男・村木と川島の切愛を描く。名美を演じるのは「野球どアホウ未亡人」の井筒しま。本作が初の主演作で、ハードなシーンにも果敢に挑み、二人の男にとって天使とも悪魔とも、あるいは無自覚な地獄への案内人ともいえる“運命の女”を体現。名美に翻弄されるサブカル誌の編集長・村木役は「GONIN サーガ」の東出昌大、同じく名美に囚われてゆくカメラマン・川島役に「『桐島です』」の毎熊克哉が扮する。音楽は、数々の石井作品でその世界を彩ってきた安川午朗。

公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年12月4日公開予定
監督:城定秀夫
脚本:石井隆 城定秀夫
原作:石井隆
出演:井筒しま 東出昌大 毎熊克哉

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