現役医師の作家・久坂部羊が2003年に発表した同名デビュー小説を、染谷将太が主演を務めて映画化したヒューマンサスペンス。
デイケア施設「異人坂クリニック」に通う高齢者の間では、院長の漆原糾が考案した画期的な治療が密かに広まっていた。コストパフォーマンスに優れた介護を目指すその医療行為は、「廃用身(麻痺などにより回復見込みがない手足のこと)」をめぐるもので、「身体も心も軽くなった」「厳しい性格が柔らかくなった」などと予想外の“好ましい副作用”が現れたという。噂を聞きつけた編集者の矢倉は、老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ、漆原に本の出版を打診する。しかし、デイケアに関する内部告発が週刊誌に流出し、さらに患者宅で衝撃的な事件が起こったことで、すべてが暗転していく。
理想を追い求めるあまり合理性と狂気の狭間へと踏み込んでいく医師・漆原を染谷将太が怪演し、編集者・矢倉を北村有起哉、漆原の治療で人生を取り戻した高齢者・岩上を六平直政、漆原の妻・菊子を瀧内公美が演じる。監督・脚本は「家族X」「三つの光」などで国内外から注目を集めてきた田光希。
2026年製作/125分/PG12/日本
配給:アークエンタテインメント

「廃用身」の解説
映像化不可能と言われた現役医師作家・久坂部羊のデビュー作となる同名小説を実写映画化したヒューマンサスペンス。麻痺などにより回復見込みがない手足、“廃用身(はいようしん)”に対して医師が施したある“治療”が、社会に波紋を広げていく。出演は「爆弾」の染谷将太、「逆火」の北村有起哉、「ふつうの子ども」の瀧内公美。監督・脚本は「三つの光」の吉田光希。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年5月15日公開予定
監督:吉田光希
原作:久坂部羊
出演:染谷将太 北村有起哉 瀧内公美 廣末哲万 中村映里子 中井友望 吉岡睦雄 六平直政
