「失楽園」「愛の流刑地」など数々のベストセラーで知られる小説家・渡辺淳一の長編小説「シャトウルージュ」を、渡辺淳一の娘で映画プロデューサーの渡邉直子が長編初監督を務めて映画化。妻から性的な拒絶を受け続ける夫がフランスの城で彼女に“性のレッスン”を受けさせようとするという設定が話題を集めた原作を、女性監督ならではの視点を加えて再構築。主人公・月子の視点を丁寧に織り込むことで、夫婦それぞれの感情を丁寧につむぎ出す。
エリート医師の原田克彦は、大企業オーナーの娘である月子と入籍する。しかしお嬢様育ちの月子は克彦の性的な求愛を受け止めきれず、克彦は不満を募らせていた。克彦は一計を案じ、妻の留学先だったフランスでの休暇を提案する。しかし狙いはバカンスによって親密になることではなく、性的なレッスンを施すとされる謎の城に彼女を幽閉することだった。
優秀な医師でありながら妻との関係に満たされない思いを抱える夫・克彦を「『桐島です』」「ケンとカズ」の毎熊克哉、夫に翻弄されながらも自身の心と身体を見つめなおしていく妻・月子を「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の小島梨里杏が演じた。撮影の約7割をフランスで敢行し、濃密で幻想的な映像世界を構築。原作のタイトルにもある「城」という象徴的なモチーフも、本物の古城を使用して可視化した。
2026年製作/101分/R15+/日本
配給:キノフィルムズ

「月がみている」の解説
人も羨むカップルでありながら、妻から性的な拒絶をされている夫が偽装誘拐の果て、フランスの城に妻を監禁する。だがその城の本当の姿は、ふたりにとって予想もしないものだった……。『失楽園』『愛の流刑地』などで知られる作家・渡辺淳一作品のなかでも、とりわけ議論を巻き起こした一編『シャトウ ルージュ』を、渡辺淳一の娘である映画プロデューサー・渡邉直子が自らメガホンをとり映画化。父が遺した物語に女性ならではの新たな視点を加え、大胆に再構築し、「『桐島です』」の毎熊克哉、「暗黒女子」の小島梨里杏のW主演により、愛と性をめぐる男女のすれ違いと再生を描く。共演は「失楽園」の黒木瞳、TV『SHOGUN 将軍』の西岡德馬、「遠い山なみの光」の吉田羊。フランスの古城“シャトウ”で暮らす謎の男役で「インドシナ」「ボレロ 永遠の旋律」のヴァンサン・ペレーズが特別出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年11月20日公開予定
監督:渡邉直子
脚本:相内美生 中園ミホ
原作:渡辺淳一
出演:毎熊克哉 小島梨里杏 黒木瞳 西岡徳馬 吉田羊
