埼玉県さいたま市の沼影市民プールが営業を終えるまでの49日間を記録したドキュメンタリー。
「海なき市にプールを」という市民の願いから1971年に誕生した沼影市民プールは、人々の憩いと出会い、そして健康を支える場として、52年間で約600万人が訪れた。しかし2021年、さいたま市はプールの解体と、小中一貫校の建設を発表する。存続を求めて900通を超えるパブリックコメントや1万人以上からの署名が寄せられたものの計画は進み、2024年3月、沼影市民プールは静かにその役目を終えた。
「わたしたちに許された特別な時間の終わり」「解放区」などの太田信吾監督が、沼影市民プールが営業終了の日を迎えるまでの49日間にカメラを向け、公共施設の喪失が市民に何をもたらすのかを見つめていく。制作段階において、チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2024にて日本企画として初となる「First Cut+ Works in Progress Award」を受賞。完成後も第30回釜山国際映画祭ワイドアングル部門、第27回テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭などに出品された。
2025年製作/80分/日本
配給:NAKACHIKA

「沼影市民プール」の解説
消えゆく市民プールを舞台に、人々の記憶と居場所を見つめるドキュメンタリー。1971年、「海なき市にプールを」という市民の願いから生まれた沼影市民プール。2024年、市民に愛され続けたプールがその役目を終え、営業を終えるまでの49日間を記録、公共施設の喪失が市民に何をもたらすのかを描き出す。監督・撮影・編集・録音は「わたしたちに許された特別な時間の終わり」「解放区」の太田信吾。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年9月5日公開予定
監督:太田信吾
