フランス出身で日本を拠点に映画監督・撮影監督・写真家として活動するギヨーム・トーブロンが監督・脚本・撮影・編集を手がけた長編映画。1970年のブリジット・バルドー出演作「気まぐれに愛して(L’Ours et la Poupée)」に一部着想を得ているほか、2024年に他界した、トーブロン監督の20年来の共同制作者にして師でもあった映画監督・戸田博へのオマージュを込めて撮りあげた。
孤独と静かな時間を愛する、少し変わった男・ケンジ。ある朝、山を散策しようと家を出た彼は、足首を怪我して歩けなくなってしまった気の強い女性・アンナと出会う。実はアンナの正体は、男性の夢に現れて性的に誘惑し命を奪う悪魔・サキュバスだったが、ケンジは気づかないまま一緒に森をさまよい続ける。アンナはケンジを誘惑して魂を奪おうとするが、2人の間には口論が絶えず……。
ケンジ役を務めるのは、「ケイコ 目を澄ませて」「春に散る」などに俳優として出演しながら、ボクシングトレーナーの経験を活かして俳優へのボクシング指導も行う松浦慎一郎。サキュバスのアンナを「エターナルラブが蔓延した日」など監督としても活動する俳優・長谷川千紗が演じる。
2026年製作/85分/日本

「愛しのサキュバス」の解説
2011年の「Beyond The Blood ビヨンド ザ ブラッド」が夕張映画祭で上映されて映画監督デビュー、日本を拠点に映画監督・撮影監督・写真家として12年以上活動するギヨーム・トーブロンの初長編映画。山を散策中の男が足首を怪我して歩けなくなっている女と出会うが、その正体は男の夢に現れて性的に誘惑し命を奪う悪魔・サキュバスだったという物語。「サキュバス(Succubus)」とは、ヨーロッパの民間伝承やキリスト教の悪魔学に登場する「淫魔」のこと。同じく男性と女性がすれ違いを繰り返すブリジット・バルドー主演のロマンティックコメディ「気まぐれに愛して」から一部着想を得て、20年来の友人・師でもあり、2024年に逝去した映画監督・戸田博氏へのオマージュ作品として制作された。出演は、ボクシングトレーナーで「旅と日々」などで俳優としても活動する松浦慎一郎と、2016年に脚本・監督・主演を務めた「憂鬱な花」など、俳優・映画監督として活動する長谷川千紗。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年10月17日公開予定
監督:ギヨーム・トーブロン
脚本:ギヨーム・トーブロン
出演:松浦慎一郎 長谷川千紗 木庭博光 若原瞳 近藤康成 保田泰志 みやわきゆうすけ 和宇慶勇二 イザベル矢野
