「ナイト・オン・ザ・プラネット」「コーヒー&シガレッツ」などのジム・ジャームッシュが6年ぶりに発表した監督作。ニュージャージー、ダブリン、パリという異なる3つの都市を舞台に、久々に顔を合わせた3組の親子・家族が織りなす会話劇を、ジャームッシュ監督ならではのオフビートなリズムと絶妙なユーモアを散りばめながら3部構成で描き出す。
ニュージャージーの田舎町に隠居する父のもとを訪ねた娘と息子。かつて破天荒だった父のひとり暮らしを心配する姉弟は、その暮らしぶりを確かめようとあれこれ問いかけるが、返ってくる言葉はどこか噛み合わない。ダブリンでは、人気作家の母のもとに、しっかり者の姉と自由奔放な妹が集まる。同じ街に暮らしながらも、顔を合わせるのは年に1度のアフタヌーンティーの席だけである彼女たちは、互いの私生活には踏み込まないまま、どこか他人行儀な会話を交わす。そしてパリでは、両親を亡くした双子の兄妹が、遺品整理のため久しぶりに再会する。かつて両親が暮らしていたアパートメントで遺品に触れながら、ふたりは静かに過去の思い出を振り返っていく。
キャストにはトム・ウェイツ、アダム・ドライバー、ケイト・ブランシェットらジャームッシュ監督作でおなじみの顔ぶれに加え、シャーロット・ランプリング、ビッキー・クリープスらが参加。2025年・第82回ベネチア国際映画祭にて、最高賞にあたる金獅子賞を受賞した。
2025年製作/111分/G/アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・アイルランド・ドイツ合作
原題または英題:Father Mother Sister Brother
配給:ギャガ

「ファーザー マザー シスター ブラザー」の解説
2025年・第82回ヴェネチア国際映画祭にて最高賞〈金獅子賞〉を受賞したジム・ジャームッシュ監督作。アメリカ北東部で一人暮らしの父を訪ねる息子と娘たちの微妙な関係を映し出す「Father」、ダブリンを舞台に年に一度の母と娘たちの形式的なお茶会の時間を見つめる「Mother」、パリを舞台に両親を事故で亡くした兄妹の心情を追う「Sister Brother」の三部構成によるオムニバス。出演は「ダウン・バイ・ロー」のトム・ウェイツ、「パターソン」のアダム・ドライヴァー、「さざなみ」のシャーロット・ランプリング、「TAR/ター」のケイト・ブランシェット、「たしかにあった幻」のヴィッキー・クリープス。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年11月20日公開予定
監督:ジム・ジャームッシュ
脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:トム・ウェイツ アダム・ドライバー メイム・ビアリク シャーロット・ランプリング ケイト・ブランシェット ヴィッ キー・クリープス インディア・ムーア ルカ・サバト
