大阪を舞台に、自分の性別違和に気づきはじめた思春期の主人公が、未来からやって来た“もうひとりの自分”との対話を通して自分らしい生き方を探求する姿を描いた人情コメディ。トランスジェンダー当事者である漫画家・とら少が、トランスジェンダーの若者たちの感情をリアルに描いた短編漫画集「となりのとらんす少女ちゃん」収録の一編「未来から来たとらんすちゃん」を原作に、「老ナルキソス」「片袖の魚」など性的マイノリティを主人公にした作品を多く手がける東海林毅が監督・脚本を手がけた。
母親と2人で大阪に暮らす中学2年生のユウタのもとに、ユウカと名乗る女性が現れる。ユウカは10年後の未来からやって来たユウタ自身で、多くの苦労の末に性別適合手術を受けて現在の姿になったのだという。ユウカはユウタに対し、大人の身体になる前に一刻も早く性別移行に向けて動きはじめるよう迫る。周囲の友人たちとの間で小さな違和感を覚えていたユウタだったが、あまりにも強引なユウカに反発し、2人の攻防が始まる。そんな中、ユウタの14歳の誕生日にある事件が起こり、ユウタは未来への選択を迫られることになる。
「ブルーボーイ事件」で知られるトランスジェンダー当事者の俳優・中川未悠が未来からやって来たユウカ役で主演を務め、はるな愛が自身初となる母親役で出演。
2026年製作/72分/日本
配給:ミカタ・エンタテインメント

「となりのとらんす少女ちゃん」の解説
トランスジェンダー当事者である漫画家・とら少の短編漫画集『となりのとらんす少女ちゃん』収録作『未来から来たとらんすちゃん』を実写映画化。中学2年生のユウタのもとに、性別適合手術を受けた10年後のユウタ自身であるユウカが現れる。強引なユウカにユウタは反発を覚えるが……。監督は、バイセクシュアル当事者でもあり、映画を通して LGBTQ+と社会との関わりを探り続け、短編「老ナルキソス」が国内外の映画祭で10冠を獲得した東海林毅。出演は、トランスジェンダーMTF当事者で「ブルーボーイ事件」の中川未悠。はるな愛が自身初の母親役で出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年11月7日公開予定
監督:東海林毅
脚本:東海林毅
原作:とら少
出演:中川未悠 高橋蒼太 竹内大騎 寺山武志 石坂大志 久留飛雄己 田仲ゆら 水野阿修羅 はるな愛
出演(声):イシヅカユウ
