川島なお美 チャイ・コイ 岩井志麻子の官能小説を川島なお美主演で映画化。ひとりバンコクを訪れた小説家の麻衣子は、仕事も恋も順調だが行き場のない孤独を抱えていた。そんな彼女はタイで暮らす韓国人ムエタイボクサー・ハヌルと出会う。共演はイ・テガン。
南国の街で激しく刹那的に愛し合う男女を描き、2002年・第2回婦人公論文芸賞を受賞した岩井志麻子の小説を、川島なお美の主演で映画化。仕事も恋も順調だが行き場のない孤独を抱えていた小説家の麻衣子は、ひとりバンコクを訪れ、現地で暮らす韓国人ムエタイボクサーのハヌルに出会う。麻衣子はハヌルにガイドを頼み、言葉が通じないながらも距離を縮めていく。2人はやがて、互いの孤独感を埋め合わせるかのように激しく体を求め合う。「メトレス」(2000)以来13年ぶりの映画主演となる川島が、欲望におぼれる主人公を体当たりで演じる。
単身バンコクを訪れた小説家の麻衣子(川島なお美)は、仕事も恋も順調ながら、やり場のない孤独を抱えていた。じっとりとした熱気に包まれた南国の街で出会ったのは、韓国人ムエタイボクサーのハヌル(イ・テガン)。負け犬と呼ばれ、パンチを浴びながらも無謀な挑戦を続けるその姿に惹かれた麻衣子は、彼にガイドを依頼する。まるで言葉が通じない会話を続けながら、距離を縮めて行く2人。立ち寄った彼の部屋で、麻衣子はふいに立ち上る欲情に気づく。この瞬間を待ち望んでいたかのように、2人は抱き合い、激しく身体を求め合う。繋がり合うことの確かさに、否応なしに突き動かされて行く麻衣子とハヌル。刹那の恋の炎に身を焦がす2人を待つものは……。
「チャイ・コイ」の解説
第二回婦人公論文芸賞を受賞した岩井志麻子の官能小説を川島なお美(「サヨナライツカ」)主演で映画化。タイを訪れた日本人女性小説家と韓国人ムエタイボクサー。異邦人同士の激しい恋を、オールタイロケで描く。共演は「クロサワ映画2011 笑いにできない恋がある」のイ・テガン。監督は「ピカレスク 人間失格」の伊藤秀裕。
岩井志麻子の小説が原作の官能ドラマ。言いようのない孤独を抱える小説家の麻衣子は、ふと単身でバンコクへと旅立つ。そこで出会った韓国人ムエタイボクサー・ハヌルのガイドで街をまわるなか、麻衣子は彼に惹かれる自分が抑えられなくなる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2013年12月7日
監督:伊藤秀裕
原作:岩井志麻子
出演:川島なお美 イ・テガン 北川史織 飯田基祐