ベストセラー作家・東野圭吾のファンタジー小説をアニメーション映画化。数多くの著作が映像化されてきた東野作品の中で初のアニメ映画化となり、「その木に祈れば願いがかなう」と伝えられるミステリアスなクスノキと、その番人となった青年の運命を描く。
理不尽な解雇で職を失った玲斗は、追い詰められた末に過ちを犯し、逮捕されてしまう。失意のなか、亡き母の腹違いの姉で、大企業・柳澤グループの発展に貢献してきたという千舟が現れ、釈放と引き換えにある条件を提示する。それは「月郷神社にある、祈れば願いをかなえてくれるというクスノキの番人になること」だった。戸惑いながらも番人になった玲斗は、千舟や、クスノキに通い通い続ける男・佐治寿明、そんな父の行動を不審に思う女子大生の娘・佐治優美、家業を継ぐことに葛藤する青年・大場壮貴ら、さまざまな人々と関わっていくなかで、クスノキが秘めた力の真実に近づいていく。
「少年と犬」「ブルーピリオド」の若手俳優・高橋文哉が主人公の直井玲斗役を演じ、物語のカギを握る伯母・柳澤千舟役を天海祐希が務めた。「ソードアート・オンライン」の伊藤智彦が監督、A-1 Picturesがアニメーション制作を担当。脚本は「ハイキュー!!」シリーズの岸本卓。

「クスノキの番人」の解説
東野圭吾の小説を初めてアニメーション映画化。監督は『ソードアート・オンライン』シリーズの伊藤智彦。「その木に祈れば願いが叶う」といわれるミステリアスなクスノキと、その番人となった青年の物語。将来に夢や目標を持てない直井玲斗は、亡き母の腹違いの姉・柳澤千舟から、月郷神社にあるクスノキの番人になるよう命じられる。主人公・玲斗の声を「少年と犬」の高橋文哉が、千舟の声を「老後の資金がありません!」の天海祐希が担当する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2026年1月30日公開予定
監督:伊藤智彦
原作:東野圭吾
出演(声):高橋文哉 天海祐希 齋藤飛鳥 宮世琉弥 大沢たかお