「性」の消えゆく世界で激動する「恋愛」「結婚」「家族」のあり方に翻弄される若者たちを描いた、芥川賞受賞作家・村田沙耶香による同名ベストセラー小説を実写映画化。
人工授精で子どもを産むことが定着した世界。夫婦間の性行為はタブーとされ、恋や性愛の対象は、家庭外の恋人か2次元キャラであることが常識となっていた。そんな世界で、両親が愛し合った末に生まれた雨音は、母親に嫌悪感を抱いていた。自身の結婚生活では家庭に性愛を持ち込まず、夫以外の人やキャラクターを相手に恋愛をする雨音だったが、実験都市・楽園(エデン)に夫とともに移住したことで、彼女にとっての正常な日々は一変する。
「朝が来る」の蒔田彩珠が雨音役で主演を務め、雨音の夫・朔役で栁俊太郎、雨音の親友・樹里役で恒松祐里、雨音の高校の同級生・水内役で結木滉星、樹里の夫・水人役で富田健太郎、雨音の元夫・正信役で清水尚弥が共演。国内外のさまざまなアーティストのMVやライブ映像、CM、ショートフィルムなどを手がけてきた気鋭の映像ディレクター・川村誠が長編映画初監督を務め、繊細かつ耽美な世界観で描き出す。

「消滅世界」の解説
芥川賞作家・村田沙耶香の同名ベストセラー小説を映画化。人工授精が定着し、夫婦間の性行為はタブーとされた世界。両親が愛し合った末に生まれた雨音は、家庭に性愛を持ち込まない結婚生活を望んでいたが、夫と移住した実験都市・楽園でその日々は一変する。出演は「朝が来る」「ハピネス」の蒔田彩珠。監督・脚本は、国内外のアーティストのライブやミュージックビデオなどを手がけてきた映像ディレクターの川村誠。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2025年11月28日公開予定
監督:川村誠
原作:村田沙耶香
出演:蒔田彩珠 柳俊太郎 恒松祐里 結木滉星 富田健太郎 清水尚弥 松浦りょう 岩田奏 山中崇 眞島秀和 結木滉星 霧島れいか



