第2回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説を、北村匠海主演、綾野剛と林裕太の共演で映画化。愛を知らずに育った3人の若者たちが闇ビジネスから抜け出そうとする3日間の出来事を、3人それぞれの視点を交差させながら描き出す。
タクヤとマモルはSNSで女性を装い、身寄りのない男たちから言葉巧みに個人情報を引き出して戸籍売買を行っている。劣悪な環境で育ち、気づけば闇バイトを行う組織の手先となっていた彼らだったが、時には馬鹿騒ぎもする普通の若者だった。タクヤは自分が闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷の手を借り、マモルとともに裏社会から抜け出そうとするが……。
犯罪に手を染めながらも被害者を気にかける一面も持つ主人公・タクヤを北村、かつてタクヤに戸籍売買の仕事を教えた梶谷を綾野、兄のように慕うタクヤに誘われ、軽い気持ちで裏社会に足を踏み入れてしまったマモルを林がそれぞれ演じ、山下美月、矢本悠馬、木南晴夏が共演。Netflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズなどのプロデューサー集団「THE SEVEN」による初の劇場作品で、「Little DJ 小さな恋の物語」の永田琴が監督を務め、「ある男」の向井康介が脚本を手がけた。
「愚か者の身分」の解説
第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤による同名小説を、「悪い夏」の北村匠海主演で映画化。現代日本に生きる若者たちと隣り合わせにある“闇”をテーマに描いた逃亡サスペンス。闇バイトで戸籍売買を日々行うタクヤとマモルは、兄貴的存在の梶谷の手を借り、この世界から抜け出そうとする。共演は「HAPPYEND(2024)」の林裕太、「カラオケ行こ!」の綾野剛。脚本を「ある男」の向井康介、監督を「Little DJ~小さな恋の物語」の永田琴が務める。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2025年10月24日公開予定
監督:永田琴
原作:西尾潤
出演:北村匠海 林裕太 山下美月 矢本悠馬 木南晴夏 綾野剛 田邊和也 嶺豪一 加治将樹 松浦祐也