石田えり 嵐が丘 父の神を祀る山部一族の東の荘の当主・高丸はある日都から鬼丸と名づけた異様な容貌の童児を連れて帰る。鬼丸は下男として仕えたが、高丸の嫡子・秀丸は鬼丸に嫉妬した。
秀丸の妹・絹は京に上り巫女となる身だったが、鬼丸に惹かれて一計を案じ、西の荘の嫡子・光彦に嫁ぐ事に。式の前日鬼丸と絹は結ばれ、変わらぬ愛を誓い合い…。エミリー・ブロンテの名作悲劇を鎌倉・室町期の日本を舞台に翻案した異色時代劇。松田優作主演。

「嵐が丘(1988)」の解説
中世、ある一族に拾われた少年の数奇な愛と運命を描く。エミリー・ブロンテ原作の『嵐ヶ丘』の映画化で、脚本・監督は「人間の約束」の吉田喜重、撮影は「郷愁」の林淳一郎がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 1988年5月28日
監督:吉田喜重
原作:エミリー・ブロンテ
出演:松田優作 田中裕子 名高達郎 石田えり 萩原流行 伊東景衣子 志垣太郎 今福将雄 高部知子 古尾谷雅人 三國連太郎


