増山麗奈 桃色のジャンヌ・ダルク 過激なエロティック・パフォーマンスで注目を集めている女流画家・増山麗奈の活動を追ったドキュメンタリー。戦争、貧困、原発など、誰もが目を背けてしまいがちな問題に正面から向き合い、女であることを武器に愛と平和を説く増山の姿を捉える。

反戦アート集団「桃色ゲリラ」のリーダー・増山麗奈のドキュメンタリー。自らの母乳を使った絵画や、女性の挑発的な裸体を描く「ネオ春画」など、新進気鋭の画家としても活動する増山は、2003年のイラク戦争開戦時にゲリラ集団「桃色ゲリラ」を結成し、アートを交えたデモ活動などを積極的に行っている。過激な活動家として知られる増山の、2児の母としての穏やかな素顔にもカメラが迫る。
「桃色のジャンヌ・ダルク」の解説
画家として活動し、反戦アート集団“桃色ゲリラ”の代表として様々なパフォーマンスを行っている増山麗奈の活動を記録したドキュメンタリー。監督・撮影・編集は「THE WINDS OF GOD KAMIKAZE」など長年映画編集に携わり、今回が初監督作となる鵜飼邦彦。また、増山麗奈の生い立ちや学生時代のエピソードをドラマで再現した部分には「童貞放浪記」の神楽坂恵が出演している。アメリカがイラクを攻撃した2003年春、ピンクのビキニを着た反戦アート集団“桃色ゲリラ”が誕生した。リーダーは新進気鋭のアーティスト、増山麗奈。デモ行進を行い、戦地イラクに乗り込んで現地の芸術家たちとコラボレーション、自らの母乳を使った“母乳アート”や女性の挑発的な肢体を描く“ネオ春画”など、カメラはそんな表現者としての増山の活動を捉える。同時に、パフォーマンス集団“ゼロ次元”代表の加藤好弘、参議院議員・川田龍平らのインタビューを交えながら、二児の母親であり主婦でもある増山の姿を映し出す。“女”である事を武器に“LOVE & PEACE”と声高に叫びながら、増山麗奈は今日もメディアを駆け抜けていく……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2010年3月27日
監督:鵜飼邦彦
出演:増山麗奈 坂口寛敏 加藤好弘 川田龍平 志葉玲 黒田オサム 佐々木裕司 白井愛子 澤田サンダー カーシム・サブティ 神楽坂恵 増田俊樹 黄金咲ちひろ 吉行由美


