萬歳光恵 神と人との間 近代文学の大文豪・谷崎潤一郎の作品を、内田英治が現代劇として描く文芸エロス。町医者の穂積と親友で売れない漫画家の添田は共に、熱帯魚屋で働く朝子に惚れていた。
穂積は身を引き、添田と朝子は結婚するが、添田は朝子を虐待し始める。

「谷崎潤一郎原案/TANIZAKI TRIBUTE「神と人との間」」の解説
近代日本文学を代表する作家・谷崎潤一郎の短編作品を下地にした現代劇集のうち、「獣道」の内田英治監督が歪んだ三角関係を描いたドラマ。朝子に思いを寄せる町医者の穂積と漫画家・添田。穂積は親友である添田に朝子を譲るが、結婚した途端添田は豹変する。親友に愛する女性を譲る穂積を「ろくでなし」(2017)の渋川清彦が、穂積を愚弄する添田を「ゆらり」の戸次重幸が演じる。第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品。
谷崎潤一郎の短篇を下敷きにした3作品を順次公開する第1弾。熱帯魚屋で働く朝子に想いを寄せる、町医者の穂積とその親友で漫画家の添田。穂積は添田に朝子を譲るが、添田は結婚した途端に愛人を作り朝子を虐待したうえ、穂積に不倫するようけしかける。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 2018年1月27日
監督:内田英治
出演:渋川清彦 戸次重幸 内田慈 山田キヌヲ 萬歳光恵 根矢涼香


