新高恵子 さらば箱舟 村の地主、時任家の息子・大作は少年の頃、本家の柱時計を除く村中の時計を海岸に埋めた。以来、村の時間は時任家の本家が所有することになり、成長した大作は時任家の当主となった。いとこ同士である分家の捨吉とスエは互いに愛し合う仲だったが、スエの父は娘に貞操帯をつけ、スエはこれを取り外そうと懸命になる。
一方、捨吉は人々に不能だと罵られ、懊悩を募らせる…。寺山修司の作家性が原作をも凌駕し、完成から公開まで2年を要した曰くつきの一大叙事詩。これが寺山修司の遺作となった。

架空の小さな村を舞台に、約一世紀にわたる一家の興亡を描く一大叙事詩。「草迷宮」の寺山修司と岸田理生が共同で脚本を執筆。監督も同作の寺山修司で彼の遣作である。撮影は「海燕ジョーの奇跡」の鈴木達夫が担当。
1982年製作/127分/日本
原題または英題:Farewell to the Ark
配給:ATG
「さらば箱舟」の解説
架空の小さな村を舞台に、約一世紀にわたる一家の興亡を描く一大叙事詩。「草迷宮」の寺山修司と岸田理生が共同で脚本を執筆。監督も同作の寺山修司で彼の遣作である。撮影は「海燕ジョーの奇跡」の鈴木達夫が担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 1984年9月8日
監督:寺山修司
出演:小川真由美 原田芳雄 新高けい子 高橋洋子 高橋ひとみ 石橋蓮司 若松武 天本英世 蘭妖子 根本豊 福士恵二 牧野公昭 矢口桃 榎木兵衛 末次章子 加藤土代子 三上博史 大林真由美 斉藤優一 大山レオナ 斎藤正治 松田政男 江幡高志 小松方正 宮口精二 山崎努